DMの反応率が悪い!成果を出すDMの作り方
2025年05月23日
「DMを送っているのに、ほとんど反応がない…」そんな悩みを抱えていませんか?
郵送DMは、うまく活用すれば費用対効果の高い販促手段ですが、やり方を間違えると“読まれずに終わる紙”になってしまいます。反応率が悪いDMには、いくつかの共通した原因があります。そしてそれは、「作り方」を見直すことで改善できるケースが多いのです。
本記事では、反応率が悪いDMのよくある失敗例と、成果を出すための作り方のコツを合わせてご紹介します。
目次
そもそも「反応率」とは
DMにおける「反応率」とは、DMを受け取った人のうち、実際に何らかの行動を起こした人の割合を指します。たとえば、資料請求・来店・電話・Webアクセス・クーポン利用など、DMをきっかけに動いた人がカウントされます。
一般的には、1,000通送って10件の反応があれば、反応率は「1%」です。業種や目的によって基準は異なりますが、郵送DMの平均的な反応率は0.5〜2%程度が目安とされています。
この反応率が高ければ高いほど、DMの内容や訴求が効果的だったといえます。つまり、「どれだけ開封されたか」ではなく、「どれだけ動いてもらえたか」がDMの成果を測る重要な指標となるのです。
DMの反応率が悪くなる5つの原因
1. ターゲットが曖昧
DMの反応率が低い原因の多くは、「誰に届けたいのか」が不明確なことにあります。性別や年齢、居住エリア、購買履歴などの条件を絞らずに一斉送付すると、受け取る側にとって“自分には関係のない内容”と感じられてしまいがちです。刺さるDMには、「この人に伝えたい」という明確な意図が必要です。
2. オファーに魅力がない
DMを受け取った人が行動を起こすかどうかは、提示されたオファーの魅力にかかっています。特典が弱いと、相手の心は動きません。「今すぐ申し込むと〇〇がもらえる」「初回限定価格」「DM限定クーポン」など、行動を促すためには、メリットと緊急性のあるオファーが欠かせません。
3. デザインやレイアウトが読みづらい
反応率の低いDMには、見た目のわかりにくさもよくある原因です。文字が小さすぎる、色使いがチラつく、情報が詰め込みすぎ…こうした要素があると、読む前に捨てられてしまうこともあります。読みやすさ・見やすさは、DM作成における基本中の基本です。
4. 送るタイミングが悪い
どれだけ内容が良くても、タイミングが悪ければ読まれないまま終わってしまいます。たとえば、長期休暇明けや年度末などの多忙な時期に送ったDMは、他の郵便物に埋もれてしまいがちです。受け取る側の生活リズムを意識した「送るタイミング」も、反応率に大きく影響します。
5. 手段が限定されている
DMで反応を得るには、「どうやって連絡・申し込みができるか」の設計も重要です。電話番号しか載っていない、返信用ハガキだけしか付いていない…といったDMは、受け手にとって手間が大きくなり、行動のハードルが上がってしまいます。QRコード、Webサイト、LINEなど、選べる手段を用意することで、反応率は確実に改善します。
成果を出すDMの作り方5ステップ
【ステップ1】ターゲットを明確に設定する
年齢・性別・地域、購買履歴、関心のあるサービスなどをもとに、最も反応が見込める層をピンポイントで狙うことが重要です。
【ステップ2】魅力あるオファーの設計(特典・限定性など)
DMで反応を得るには、「これなら行動したい」と思わせる特典が必要です。割引、サンプル、無料相談、限定特典など、受け手にとって価値のあるオファーを設けることが、行動のきっかけになります。
【ステップ3】目を引く構成・デザインと伝わるコピー
パッと見て何が伝えたいのかが明確であること、コピーに“自分ごと感”やメリットがあることが重要です。レイアウトは読みやすさを重視し、視線誘導や強調表現が必要です。
【ステップ4】開封を促す封筒や送付方法の工夫
手に取った瞬間に「何か入っていそう」と思わせる工夫が必要です。カラー封筒や角形封筒、封筒の外に短いキャッチコピーを入れる、重みを出すなど、物理的な演出で開封率を上げましょう。
【ステップ5】反応しやすい仕掛け(QR・電話・Web)と導線の設計
問い合わせ・予約・来店などの行動をスムーズに促す導線設計が不可欠です。電話番号、返信ハガキ、QRコード、WebサイトURL、LINE公式アカウントなど、受け手の年代や生活スタイルに合わせて複数の手段を用意しましょう。
反応率UPには「テスト」と「改善」が不可欠
反応率の高いDMを作るために重要なのは、一度きりの配布で成果を判断しないことです。DMの効果は、配布して終わりではなく、「どの要素が成果に結びついたのか」を検証し、改善を重ねるプロセスが欠かせません。
たとえば、同じ内容のDMでも「封筒の色を変える」「キャッチコピーを変える」「オファーの種類を変える」だけで、反応率が大きく変わることがあります。こうした差を把握するには、A/Bテストのようにパターンを比較して送付し、どの要素が効果的だったかを数値で把握することが重要です。
また、小ロットでテスト配布を行い、反応が良かったデザインや内容だけを本配布するという段階的な手法も、費用対効果を高めるうえで有効です。
DMで成果を出すにはプロのサポートも有効
DMの反応率を本気で上げたいと考えるなら、専門の業者に相談することも有効です。ターゲット設定からデザイン、印刷、封入、発送まで、一貫した設計が求められるDM制作は、意外と手間と経験が必要な分野です。
特に、初めてDMを作成する企業や、過去に思うような成果が出なかった企業にとっては、外部の視点から改善点を見つけてもらえるメリットは大きいです。また、配布エリアの傾向や反応が出やすい曜日・タイミングなど、地域密着型の業者ならではの実践的なノウハウも期待できます。
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